ライブとか本とか猫とか

ライブとか本とかの感想

お題「邦画でも洋画でもアニメでも、泣けた!というレベルではなく、号泣した映画を教えてください。」

 

なかなかブログになれないです。ゆきです。

 

で、たまたま見かけたこちらのお題、気になったので書いてみようかと。

そもそもあんまり映画を観に行かない人間なので、そんなに数多く観たわけではないのですが。

 

このお題でひとつ浮かんだのが「旅猫リポート」でした。

もちろん泣けた!っていう映画は他にももっと沢山あって、いわゆる名映画と言われるものは(私自身も単純なので)すぐ泣けますw

ただこの「旅猫リポート」はジャケ買いに近い形で初めて有川ひろさん(当時はまだ有川浩として書かれてます)を読んだのがこの作品で、読了とほぼ同じタイミングで映画化の情報を知った数少ない映画です。

 

そりゃもう、原作の時点でページがフヨフヨになるんじゃないかというぐらい泣いたw

鼻水垂れ流しで、息をするのもしんどいくらい泣いた。

元々猫が好きで猫飼いでもあるので、とにかく猫をめぐってのこのお話は感情移入がエグかった。

原作が良すぎると映像化した時によく不評を耳にしたりしますが、この「旅猫リポート」はなぜだか「映画になっても原作の良さを潰さないに違いない」と思ってて、公開まで待てずに試写会に応募して試写会に足を運んだ唯一の映画です。

で、試写会でクッソ泣いたw

泣くの分かってたのでタオル持って行ったのに、終わった時にはもう使い物にならないぐらい涙でビッショビショになってた思い出があります。

 

あんまり評判にもならなかったし話題にもならず、「旅猫リポート」を読了した時点でTwitterでも「絶対に泣く、人生で片手の指に入る作品だ」とおすすめしまくってるけどフォロワーさんは誰も読んだ形跡ないし映画を観たという人もいないw

何でかな?だめかな??と思いながらもいまだに人生で片手の指にカウントできるほどの作品だと思ってます。

 

ちょっと(かなり?)主人公が不憫っちゃ不憫なんだけど、誰がどうみても主人公が一番不幸だと思うんだけど、主人公だけは「自分は幸せだ」と思ってるんですよね。

それが本当になんて強い人なんだと、こんな人になりたいと初めてフィクションの登場人物に対して思えました。

 

このブログも読んで下すってる方は少ないと思うけど、ぜひ「旅猫リポート」を読むなり、見るなりして見てください…原作を少し省いてる部分もあるので個人的には映画を先に見たなら原作も読んで欲しいかなと思います。お薦めです。