今までで一度たりとも”同じ映画を映画館に観に行く”ってことをしたことがない私が、人生初めて同じ映画の2回目に行ってきました。
THE FIRST SLAM DUNK
感想は初回観に行った時にブログに書いたのですが。
これ何回も観に行ってる人多いよね。
めっちゃ分かる 笑
そもそもスラムダンク自体が恐らく人生で初めて沼に近いところまでハマった作品ではあるんですけど、そこに加えてThe Birthdayも10-FEETも好きなんだからそりゃ「あの体感をもう一度!」ってなりますよ…。
The Birthdayも10-FEETも最近はライブ行けてませんがちょい前はめっちゃ観に行ってたんだから、それを映画の音響で聴けるとかそうそう無いもの。ライビュとかするバンドじゃないし。
そもそも友人がまだ映画を観に行ってなくて「行くんなら付き合うよ」ということで2回目行ったわけです。
本当は音響上映の分を行こうとしてたんですが、まさか公開から約3ヶ月経ってるのに売り切れるとは思わんかった…本気でビックリしたんですが、もしかしてクリアファイルの特典が貰えるからみんなまた観に行ってるのかな?
仕方ないのでその前の通常版上映を抑えて行ったんですが…え…?
え?ほぼ満席じゃね?
だった…これまたビックリしました。恐らく何回も観てる人が多かったと思うけど、満席だぞ満席。クリアファイルそんなにみんな欲しかったの!?って思ったの半分、4連休だから?ってのも半分…。
でもみんな何回観てもいいって思ってる人ばっかりだったんだろうなと思いました。
で。
2回目だからこそ気づく細かいこと。
今回はちゃんと魚住も確認したし愛和学院の面々も認識した(海南チームは最初に分かってたけど)
あと実は劇中で流れてる第ゼロ感はフルではなかったんだな…とか。
2回目の前にピアスを読んで行ったので、なるほど土台になったピアスの部分はここだなーとか色々気づきはありました。
それと意外と流川が結構しゃべってた 笑
あと初回はどうしても原作とアニメを見て知ってたものですから「どういう仕上がりになってるんだ!?」が気になって意識が割とそこにあったと思いますが、2回目はそこら辺はもう理解して臨めたので初回よりも「試合を見ている」という没入感が凄かった。
あー、これがよく感想で見かける「映画ではなく試合を見た」ってことなんだなと思いました。
でもやっぱ2回目見てもあの曲の入るタイミングにはゾワッとなったし、無音のシーンは息を飲んだよねぇ 笑
知ってるのにね。
そもそもアニメ作品を映画館に観に行くこと自体が滅多と、本当に滅多と無いのですがこればかりは本当に映画館で見ないと確実に損をすると言い切れる作品だと思います。
映画にはない背景が原作には描かれてるので、原作知らずに映画観た方は原作を読んでからまた観に行く楽しみ方もあるなと思います。
まだまだ上映期間は続くようです。クリアファイルの配布始まったとこだし。
もし機会があれば3回目観てもいいなと思う。まじ。
そういえば、第ゼロ感の歌詞ですが、歌詞が映画(リョータ)とリンクしてるのはご存知の通りだけど、これってあえてスラムダンク関係なく聴けば、途中にも出てきますが群れから逸れた1匹のコヨーテの歌ですよね?コヨーテには動物のコヨーテ以外にも抽象的に「冗談」とか「悪戯好き」とか意味があるらしい。
そして歌詞に出てくる逆読みのBehind the arcが何より気になります。
多分、考察されてる方は多いと思うのですが…。
そもそもバスケットの用語?で(決して詳しくない)Behind the arcって3Pラインより後ろから放つシュートのことらしいのでこれは掛かってるよね。
でも逆さまにしてるのはテンフィのことなので韻を踏んでると思うしカタカナ表記になるのは仕方ないんだけど…このアークってarcなのかarkなのか…どのアークなのか?
arc(h)だと円弧とか意味があるようなので、これはなんとなくバスケット的になんか分かる気がする。
でもコヨーテ…コヨーテに円弧?と思ったらarcには「偉大なる」とかそういう意味もあるようのでなるほど、1匹群れから逸れたコヨーテに対して使うのもおかしくないね…と思う。
でarkだとしたら「方舟」って意味になるので…お兄ちゃんが乗って行った船ですよね?
方舟は箱舟とも書くので「箱舟」=コート?にもなる。
リョータ(に限らず問題児ばっかのチームだがw)がコヨーテなんだろうな…。
それは方舟で失った兄を心に背負い、兄が望んだ箱舟のコートでコヨーテのように切込隊長として真っ先に突っ込んで切り開いていく偉大なポジション…ってことなんでしょうか?
知らんけど。
このクーアザドンイハビの歌詞が個人的に一番重要なんだなぁと思いながらいつも聴いてしまいます。
個人的な見解です。聴けば聞くほど、歌詞を読み込めば読み込むほど歌詞に含まれている伏線がとても多い気がして、通常なら1曲を2ヶ月程度で作ってしまうほどのテンフィがこの曲は2年かけて作った意味もなんか分かる気がしました。
映画はもちろん、曲もものすごく作り込まれてる気がするなぁと。
解説がないからいくらでも聴く側が考察し解釈し受け取れるようになってるものって魅力が大きいなと思います。本も読むからそういう作品すごい好き 笑